トレたま一撃必殺!テレビ東京 ワールドビジネスのトレンドたまごをはじめ、複数メディアに新製品をガンガン取り上げてもらうまでの実践体験記

トレたま一撃必殺を決めた私が、複数メディアに新製品をガンガン取り上げてもらうまでの実践行動記録

トレたま一撃必殺!テレビ東京 ワールドビジネスのトレンドたまごをはじめ、複数メディアに新製品をガンガン取り上げてもらうまでの体験記

テレビ・雑誌・新聞・ネット記事などのメディアに自社製品やサービスを取り上げられて一気に有名になる方法を追求し実践していくブログです。

 

 

ことの発端は、自分の新発明品をテレビ東京の人気番組ワールドビジネスサテライトトレンドたまご(通称トレたま)にダメもとでエントリしたらすんなり取材されてしまったことにあります。

ほかの媒体には全然エントリしていなくて、トレたまのみ。

PR広報のコンサルタントいわく、一撃でいきなりトレたまの取材なんて聞いたこと無い、すごい!と。やっぱりすごい事らしい。感謝。

平日夜、毎日の放映となれば年間200件以上の取材が必要ですが逆に言えば日本中で年に200件しか取材に来ないわけでやはり貴重な体験というべし。スポンサー契約みたいな関係もありそうな大企業案件も少なくないことを鑑みると中小企業が滑り込むのは確かに高いハードルのようだ。

 

 

当時の記憶をさかのぼってみます。

2017/10/18夜【Webエントリ】

同番組のHPから新製品(試作段階)をエントリしてみました。

トレたまは過去に何度かエントリーしましたが全く反応が無かったのでハッキリ言ってダメ元でした。どうせたくさん応募あるし、誰も見てないんでしょ、と。

 

2017/10/18【テレビ局から電話!】

トレたまのディレクター(以下D)さんより電話「応募を見たのですが、来週取材できますか?」

私 キタ―――――ッ「え、来週?そんな急ですか?」

D「はい、来週希望です。」

私「来週だと木曜終日もしくは金曜15時以降ならOKです」

D「当日放映なので15時から撮影では間に合わないです。26日木曜日OKですか?」

私「大丈夫です。ありがとうございます。よろしくお願いいたします。」

という感じでエントリから2日経たないうちにすんなり、1週間後に人生初のテレビ取材が決まったのでした。

 

後から考えるとトレたまはかなり独特なスタイルの番組コーナーです。

  • 発売前の試作品でも可。むしろ、そういうほうが好み。
  • 女子アナが体験取材してわかりやすい製品であること。
  • テレビの特性上、画(え)になることが重要。正確にはDさんがそう予想できること。

私の場合は、雑なホームページを15分ほどで作り、製品紹介のビデオ(これまた雑な作りですが)を見てもらえるようにしておいたことが勝因だと思われます。

文字だけで応募していたらボツの可能性大だったことでしょう。

こちらが適当で雑なホームページ

http://eco2.tokyo/biz/denkyu/

 

おそらくDさんはこれを見て、こんなシーンとあんなシーンを撮れば約3分のコーナーが作れるな、と考えたわけです。実際に電話でも、実演できますか?製品を分解したシーンを映せますか?と念押しされました。

ということでテレビを狙うなら、「取材に来てもらえば、こんな感じのビデオ撮れますよ」というメッセージを込めて、チョロくてもいいのでビデオを公開しておくと確率がアップするはずです。

ともかく、私のおしゃべり電球は先の3要素にピタッとはまったんだと思われます。

 

一週間後にテレビ撮影が決定。となればやることは山積です。

  • 部屋の掃除で取材スペースを確保。
  • 美容院でボサボサ頭をスッキリと。
  • ヒアルロン酸パックを3年ぶりに取り出し、スキンケア。
  • 発声練習「あえいおうあお~、かけきくけこかこ~」。
  • 手入れされてないHPをスッキリ整理。通販ページへの導線も確認。

 

2017/10/26【撮影当日】

12時半、撮影チーム含め4人がご来社。当社の場合、自宅兼用なので、自宅なんですが。

背の高い、北村まあさアナウンサーとUディレクター、カメラマンと音声担当さんの4名チーム。あいさつもそこそこに早速製品を実演。まあ、とても分かりやすい商品なので説明はすぐに終了。

こんなシーンを撮りたい、とかなんとか簡単に打ち合わせ。

 

テレビではよくあることらしいけども、長時間近くかけて取り直したシーンが結局ボツとかきわめて不効率が多い現場。放映にあたっては色んな制約があるんだと思われます。

 

考えていたセリフはくっきりはっきりしゃべったつもりだけど、フリートークになると目の前に美人アナがいてうまくしゃべれず、ボソボソ声。

放送されて初めて気づく失態(>_<)。

「今のセリフ、大きい声でもう一度お願いします」なんていうご指導があるもんだと思っていたので完全に準備不足でした。話したいことは紙にまとめて、相手が聞きやすい状況を作る。内容を端的に説明できるようにしておく。しゃべる練習もしておく。次回の課題であります。

会社のこととか製品情報はHPに書いてあるから予習して来ているかと言えばさにあらず。ご多忙な皆様、当然そんな余裕は無いのでこちらから、「こういう質問をすればこんな感じの答えをしますよ。」と誘導して差し上げるのが正しい。女子アナさんも何を聞いていいかわからないのだ。

 

 

トレたま裏話

雑談がちょこちょこあって聞いた話。

取材されるには?Dは面白い絵が撮れそうかどうかは応募の内容で想像がつくそうです。それを補完するためにもHPで動画と写真を用意しておくことが重要。

当日放映という強行日程なので、急遽撮影がボツになったときのためにネタが用意されてるかとかと思いきや「そんなものはない」と。「急いでビッグサイトの展示場に駆け込みます!」

トレたまは女子アナさんが体験取材に来るという構成上、”女子アナが見てわかりやすい商品”が大きなキーポイントでしていくらスゴイ技術でもそのラインに乗らないと対象にならない。

 

 

【放映】

当日23:45よりトレたま放映。

事前にFBフェイスブックでいま取材終わりました!とか今晩放映です!とか勝手に告知した。放送後、2年前にお会いしたきりの商社支店長さんからメールが来て、その他友人関係はバラバラと連絡あり。雑貨屋さんから発売になったら取り扱いたいというご連絡もあり。

 

しかし!問題はココから。

 

2017/10/27【翌日~】

翌日金曜日、「トレたまをみたのでウチでも取材したいです」という依頼が殺到すると期待していた私は翌週の予定をフルに開けて待ち構えていたのだが、それらしい連絡はゼロ。

視聴率3%でも300万人がみたはずでは????HPのアクセスも約500件程度。まあ普段は1桁ですのでスゴイことですが1万件を期待していただけにガックリ感も。混乱のまま週末を迎えました。

 

「週末に録画で撮りダメした番組をチェックするんだろうから、週明けたら取材の依頼があるやろな」と期待するも月曜が終わり、火曜も終わる。。。

どうもおかしい。勝手に取材が連鎖すると思い込んでいたが。。。ならば自分でアプローチするしかない!

かくして「僕トレたま出たの知ってる?お宅でも取材してよ~」作戦が始まった。

 

2017/11/2【テレビ局に電話】

PRの書籍によれば、テレビ局の代表番号に電話して各番組宛、プレスリリースを送りたいのでスタッフルームにつないでくれと言えばOKらしい。

はい、すんなりつながりました。

めざましテレビのスタッフさんに、

トレたまで紹介された試作品のプレスを見てほしいのですが!」

「ではFAX下さい。番号は●●●●」

これだけ。案ずるよりやってみよとはこういうことなのでした。

 

続いて局を変えてZIPにかけてFAX。

 

さらにNHKまちかど情報室。代表電話でそういう提案は郵送で受け付ける仕組みという説明を受ける。製品紹介と合わせてお手紙を書いて即日郵送。

3日後、お電話がありまして「発売前のものは取り上げていなんです。面白そうなので発売になったら再度連絡もらえますか?」商品は間違ってないはずだ!

 

11/22

PRコンサルタント野澤氏とお話しする機会をもらいまして簡単コンサルティング

  • サンデージャポン日経トレンディ日経MJあたりが好きそうなネタ。
  • 何のために取材されたいか?→クラウドファンディングへの導線としたい。
  • 日経テレコンのお試しIDという制度があるので、未発売、試作品、スピーカー電球、IoT家電のようなキーワードに反応しそうな媒体のリストを作る。
  • ネット媒体でも同様。
  • IoTはやってるけど当方アナログです、というギャップ感を謳う
  • 本商材についてはプレスの一斉配信サービスをやってみてもいいかもしれない
  • 開発秘話を出して社会性をアピール。敬老の日に合わせて徘徊老人対策を打ち出す。
  • クリぼっち向け製品というコンセプトもあり得る。
  • Dと話をして、困っていることや取材スタイル、生活スタイルをヒアリングすべき。

 

11/23

ネット媒体にもエントリ。面白家電、のようなキーワードで出てきたニュースサイトやブログにエントリー。

ネトラボ(ITmedia)、家電Watch、ズボラ―マスク